ガス給湯器をカタログやインターネット、スマホで一生懸命探している場面、今いったい何が起きているのでしょうか?給湯器を探している人の多くは困っているケースが多いのです。では、いったい何に困っているのでしょうか?
目次
給湯器を選ぶにはそれなりの理由がある
- 給湯器が故障したり、調子が悪くなってきた!(動かない、お湯の温度が安定しない、異常音がする、etc…などなど)
- 10年以上使っているので、買い替えを考えてみた!
- ガス代が高くなってきた気がする!(経年で効率が落ちてきている?)
- ご近所さんが新しい給湯器に買い替えていたので気になった!
故障もしていないのに給湯器を選ぶ。省エネ意識が高いご家庭?
もちろん、ユーザー側から給湯器を求めていくケースも少なくありません。しかし、使えている給湯器を廃棄するご家庭がどれだけいるでしょうか?統計はとれていませんが、少数派と思います。
故障で困っていなければ、なかなか給湯器を意識するご家庭は少ないでしょう。
ガスコンロのほうが意識が高い?
ガスコンロであれば、毎日キッチンで使うガス器具なので、まだ買い替えは意識しやすいほうです。
- ガスコンロが壊れた!コンロの火のつきが悪くなってきた!
- 汚れがこびりついて汚くなってきた!(新しいキレイなガスコンロが欲しい)
- CMで最新のガスコンロを見て欲しくなった。
- 料理教室で最新式のガスコンロを使ってみて欲しくなった!
毎日目にするガスコンロでさえ
しかし、そんなガスコンロでさえも、現実は15年も20年も使っているご家庭が大多数です。
理由は簡単!
まだ、火がついているから。壊れていないから。壊れたら買い替えを検討してもいいかな。
そう、これが現実です。
つまり、家の裏手や庭などに隠れたガス給湯器の買い替えを常に意識する人などごくわずかなのです。
でも、よーく考えてみてください。
ガス給湯器も毎日キッチンや洗面、シャワーのお湯を作ってくれる大事な存在です。ガスコンロも毎日使いますが、もしも壊れても2~3日料理を我慢して外食にすれば、何とかしのげそうですよね。
真冬に給湯器が壊れたことを想像してみては?
しかし、真冬の寒い日にガス給湯器が壊れたら、シャワーもカランも水しか出ません。当然、浴槽へのお湯はりもできず、水風呂状態です。ガス給湯器は設置状況もさまざまで、見積もりから商品選定、給湯器の取り寄せからの工事と時間がかかる場合も多々あります。
すぐ近くに銭湯がある環境であれば、最悪の状況は避けれますが、真冬にお湯なしの生活が何日も続く状況など考えられるでしょうか?
壊れたら困る住宅設備は何ですか?
ガス給湯器は、見えないところでがんばってくれている大事な住宅設備の一つです。しかし、故障して困る住宅設備ランキングをつけるとしたら、みなさんのご家庭では何位に入ってくるでしょうか?
そのガス給湯器ですが、
ガス給湯器は素人がカタログを見ても選び方がさっぱりわかりません。ガスコンロはデザインや機能で選べますが、給湯器は号数計算や設置基準など、難しい話がセットで出てきます。だからこそ、壊れてから見積もりを依頼しても、お湯が出ないわけですから、絶対に早急に買い替えが必要なのは明白です。つまり、価格交渉も弱く、冷静な判断ができずオーバースペックになったりなど、全てが進められるがままになってしまいそうですよね。
住宅設備の多くは、意外と買い替え時期にしか興味がわかないものかもしれませんが、壊れたら困るベスト3~5ぐらいは選定しておいて、何年後かにやってくる買い替え時期に困らないようにしておきたいですね。