給湯器を設置して長い時間が経つと、目に見えない機械の内部にほこりがたまってきます。この状態になると、不完全燃焼を起こすため、機械が振動して大きな音をたてたり、ガス臭いにおいがしたりするようになり、給湯器の故障の原因になる可能性もあります。
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ガス給湯器の異常なにおいや音は十分に注意
不完全燃焼になると、正常な燃焼だと青色の炎が黄色くなっているので、音やにおいを感じたら、炎の色をチェックしてみてください。このような不具合が起こったら、故障も近いのでそのまま使い続けることはせずに、すぐに点検をお願いしましょう。リンナイのホームページでこれらの不具合や故障の原因と対処法を説明しています。
不完全燃焼は、経年劣化だけでなく、設置する環境によっても起こります。庭先や軒下に設置する場合、給湯器の内部に土や枯葉などがたまり、室内設置と比べると劣化と故障が早くなります。雪が多い地域に住む人は、積雪や屋根雪の落下によって給湯器の吸排気口がふさがれることによる一酸化炭素中毒に注意が必要です。
また、室外設置型の給湯器に燃えやすいものを立てかけたり、囲いを作って室内にあるような環境を作ったりするのも、不完全燃焼や異常着火の原因になり大変危険なので、絶対やめてください。旧式のガス給湯器を使い続けたことが原因となっているガス機器の事故なども十分考えられます。そして、不完全燃焼は一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあるので大変危険です。
長期使用製品安全点検制度が施行され、リンナイなどでは安全点検が必要な製品にはマークがつけて定期点検を促しています。
