冬は給湯器の故障が増える季節です。
なぜなら給湯器、ガス給湯器がフル回転するからです。
水温も低くなり、給湯器の熱交換器(水をお湯に変えるところ)でたくさん燃焼させないとお湯に変わらないからです。
給湯器と暖房機が一つになった給湯暖房機では床暖房や浴室暖房,浴室乾燥などの温水を暖房側の熱交換器で作り出します。
給湯、暖房とそれぞれの役割分担があるのです。
そして、給湯、暖房共にたくさん燃焼させるということはポンプもそれだけたくさん回ります。
ポンプも熱交換器もそうですが、給湯器の中はたくさんの部品で構成されており、一つのシステムとなってお湯を作ってくれるんです。
ベランダや廊下のパイプシャフト内などに設置されているガス給湯器が冬に故障しやすいのは、がんばりすぎて疲れちゃうからでしょうか。
やっぱり寒い時ほど、給湯や暖房の使用頻度が高くなりますから。
一概には言えませんが、給湯器が故障したり、エラーコードを表示したりするのも冬が多いと思います。
寒い日に暖かいお湯が出ないと困っちゃいますので、給湯器の故障したときの豆知識は時に役立つこともあると思います。