これまでのガス給湯器と省エネ給湯器（高効率ガス給湯器）のエコジョーズは何が違うのでしょうか？
まず、エコジョーズは給湯（お湯を作り出す時）の効率が90%以上の給湯器のことで、多くは約95%の高効率給湯器となっています。
これまでのガス給湯器は効率が約80%程度。
つまり95%－80%＝15% つまり約15%も効率が上がっているのです。
私たちの家庭には都市ガス・LPガス（プロパンガス）が供給されますが、そのエネルギーを100%とした時、95%がお湯を作るのに使われ、空気中に逃げていくのはわずか5%だけという考え方です。
これまでの給湯器の中には燃焼してお湯を作る「熱交換器」という部分が１つありました。
しかし、１つの熱交換器だけでは約80%しかお湯を作るのに活用できず、残りの約20%は空気中に逃げてしまっていました。
そこで、リンナイ、ノーリツ、パーパスなどの給湯器メーカーや東京ガス、大阪ガスなどのガス会社は熱交換器の上にもう一つ熱交換器を設置しました。
つまり、熱交換器が２つ・・これがエコジョーズの原点なのです。
これまでの給湯器のように１つ目の熱交換器では約80%程度の活用で約20%は逃げていくのですが、上に設置した２つ目の熱交換器がその約20%の熱をキャッチ！！
つまり、逃げていた約20%を再利用してトータルで95%を有効活用・・残りの5%はこれまで同様空気中に逃げていくというシステムです。
お湯を作る時のエネルギー（ガス）は同じ量（100%）なので、95%－80%＝15%
つまり、15%分ガス代（光熱費）がお得になるのです。
ガス会社によってはエコジョーズを設置するだけで、ガスコンロなど全てのガス料金を割り引きするお得な料金プランもある為、ランニングコストは確実に安くなるわけです。
エコジョーズ・・少しはどのような給湯器かわかりましたでしょうか？
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