大阪ガスが販売するリンナイ製の給湯暖房機(2003年9月から販売)の一部において電装基板の回路部品が故障し、稀にお風呂の浴槽の湯温が高くなる可能性がある為、大阪ガスブランドで約8万台のリコール(無償点検,修理)を発表しました。(2011年2月3日)
給湯暖房機とは給湯、風呂おいだき、暖房(ガス温水床暖房など)が可能なガス給湯暖房システムの熱源機であり、対策部品が整う予定の2011年4月中旬以降から順次、対象の給湯暖房機の無償自主点検及び修理の実施をしていくようです。
リンナイ、ガスターが製造する総対象台数は約22万台(他ブランドを含む)で、大阪ガスブランドでは約8万台が対象台数となっており、大阪ガス管内では軽度のやけど(医療機関での治療には至っていないとのこと)が1件確認されているようです。
各社ではリコールの対象にあてはまる場合は、点検・修理の準備ができるまでは「必ず入浴前に浴槽の湯温の確認」をして頂きたいと呼びかけています。
湯温に異常を感じられた場合や給湯リモコンに「エラーコード 032」,「エラーコード 252」が出た場合は入浴を控え、大阪ガスなどに連絡してほしいとのこと。
【大阪ガスブランドの対象機器について】
- 製造期間:2003年8月~2007年7月
- 対象台数:79,832台
【ブランド別の対象台数】
- リンナイ株式会社:55,784台
- 大阪ガス株式会社:79,832台
- 東京ガス株式会社:53,921台(ガスター製造)
- 東京ガスエネルギー株式会社:177台(ガスター製造)
- 東邦ガス株式会社:31,880台
- 北海道ガス株式会社:301台
- 株式会社INAX:450台(ガスター製造)
※大阪ガスより改めてダイレクトメールにて連絡があるようですが、まずは上記内容をご認識頂き、十分注意して頂きたいと思います。
リコールの詳細内容や今後の点検・修理・お問い合わせなどにつきましては、大阪ガスなどのホームページでご確認下さい。
■ 給湯暖房機の自主的な点検・対策作業の実施とお客さまへのご使用上のお願いについて
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2011/1191964_4332.html
大阪ガスホームページ:製品安全に関する大切なお知らせ:プレスリリース(2011年2月3日)より
対象の場合、無償点検・修理開始まで少し期間がありますので、それまでは必ずお湯の温度を確認してから入浴するように気をつけて下さい!!