ガス機器最大手のリンナイ rinnaiが「エコジョーズ宣言2013」に賛同

ガス給湯器などガス機器最大手のリンナイ rinnaiが「エコジョーズ化宣言2013」に賛同し、2013年3月までに全てのガス給湯器をエコジョーズに切り替え、地球環境の保護に貢献していくようです。(2010年6月10日)

「エコジョーズ化宣言2013」とは「社団法人日本ガス石油機器工業会」と「日本ガス体エネルギー普及促進協議会」が表明した取り組みです。

※給湯能力が16号以上の屋外設置型強制排気式、屋内設置型強制給排気式(FF式)が対象であり、BFふろがまや小型湯沸かし器、エコジョーズへの取替えが難しい給湯器などに関しては従来品を継続して生産していくようです。但し、基本はエコジョーズが標準化となるようですね。

ではエコジョーズは一般の給湯器と何が違うのでしょうか?

エコジョーズとは潜熱回収型ガス給湯器であり、これまで空気中に逃げていた排熱を再利用し、これまでのガス給湯器に比べ、エネルギーを無駄にしないガス給湯器になります。

リンナイ(rinnai)では熱効率を約95%まで高め、従来給湯器よりも約13%のCO2削減に貢献でき、太陽光発電や太陽熱利用のシステムと組み合わせると更なる省エネ、CO2削減を図ることができると考えています。

エコジョーズは2002年10月~2009年3月期までで業界全体の「エコジョーズの累計出荷台数」が約158万6千台と報告されています。

業界では2020年には合計2000万台のエコジョーズの普及を目指しており、達成された暁には、約445万tのCO2削減効果が期待できます。

「エコジョーズ化宣言2013」はノーリツだけでなく、ガス機器業界での活動であり、それだけ給湯分野でのCO2削減には期待されているのでしょう。

リンナイでは2009年より新デザイン、新色のエコジョーズを発売しており、エコジョーズと一般給湯器の差別化を図っています。

グッドデザイン賞も取得しており、ガス給湯器のメーカーの中でも一番エコジョーズ標準化に注力している気がします。

現時点でのエコジョーズの普及率はまだまだ小さいですが、今後、ガス給湯器はエコジョーズが当たり前の時代になってくるようです。

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