給湯器やリモコンにエラーコード642、643が表示。642、643エラーの故障内容・原因は?リンナイ、ノーリツ、パロマ、東京ガス、大阪ガスなどのガス給湯器の場合、642エラー、643エラーの内容をチェックしてみましょう。
リンナイ・ノーリツ給湯器の642、643エラー
■ 642エラー:給湯器のふろポンプ(おいだき側)の異常
■ 643エラー:給湯器の暖房ポンプの異常
⇒エラーが解除されない場合は暖房ポンプやふろポンプ、電子基板などの交換が必要となります。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、東京ガス、大阪ガスなどご使用の給湯器ブランドをチェックして対処を検討してみましょう。
ガス給湯器の642、643エラーが出やすいのは冬場
リンナイやノーリツの給湯器の関わらず、ガス給湯器の642エラー、643エラーは冬場に多く発生します。理由は簡単で、お風呂のおいだき、床暖房や浴室暖房などの暖房機能のフル活用など、おいだき・暖房回路のお仕事(負担)が1年を通して一番大きくなるからです。
冬場はお風呂も冷めやすく、例えば5人家族の場合、それぞれがお風呂に入る時にはおいだきをしなければ湯温が下がっていることでしょう。また、保温運転にしている場合は、冷めたら沸かすの繰り返しで、ふろポンプの活動量も増えるというわけです。
また、特に床暖房をお使いのご家庭では、1日中床暖房をつけていたりすると、暖房ポンプがフル回転していることになります。暖房運転を行っていなくても、多くの給湯器には凍結予防運転機能がついており、外気温が下がると給湯器・暖房回路の配管凍結による破損を防ぐため、自動でポンプ循環運転、あるいは燃焼運転を行います。つまり、寒冷地域では凍結予防運転の頻度も高く、故障や643エラーに繋がる確率が必然と高くなるということです。
642、643エラーの修理前の診断ポイント
ご家庭での対応は難しいので、まずは再度エラーが出るかの確認は可能です。
※給湯器の「エラーコード表示「642」「643」を解除する方法」
■ リモコンの運転スイッチを切り、再度運転スイッチを入れてから、再使用してみて下さい。
場合によってはしばらくエラーが出ずに使用できる場合もあります。
但し、異常を感じたらすぐに使用を控えてください。